ブログを始めるにあたって

いくつものことを継続して行える人間ではないし、
日記も長く続いた試しがないのだが、
毎日研究に没頭していくにしたがって
長期的なビジョンを考える時間や、
今日得たことから明日何を発展させるかを一日の終わりに考える時間や、
文章を書く能力を向上させることや、
開発経済学の研究動向や自分の研究について紹介することなどの必要性を感じて、
ブログを作ってみた。

何を書こうか悩んだり、ちょっといい文章を書こうとか見栄を張ってしまうと、
書く負担が大きくなって結局書かなくなってしまうので、
毎日20分と決めて書くことにした。

そもそも自分が研究者を志したのも、
もともと貧困問題に関心があって、
NGOや実務家だと、実際に携わっている人々に対してしか変化を与えられず、
また、知識も不十分なままに、とにかく信念にもとづいて行っている危うさを感じたのに対し、
研究者として新しいアイディアを発信してそれが正しいと認められるようになれば、
もっと幅広い人々に何かしらの変化を与えられるのではないか、と思ったからだった。


が、しかし、自分の研究に没頭し、AERなどの経済学のトップアカデミックジャーナルに論文を載せることを目指しているうちに、
自分が経済学の研究者を志した初心とは、少しずれてしまっているように感じた。
このブログを通じて、
トップアカデミックジャーナルをこれからも意識してsomething newなアイディアを提示していく努力を保ちつつ、
自分自身の現在と未来の立ち位置について、少し考える時間が持てればと思う。

ちなみに、ブログを書いて情報発信していこうと思うようになったのは、
次の二つのメールマガジンの影響が大きい。
たまたまこのブログに立ち寄られた皆さんも、ぜひ購読されてはと思う。

「平成・進化論。」
http://www.mag2.com/m/0000114948.html

「ビジネス発想源」
http://www.mag2.com/m/0000134134.htm

ついでに、以下のメールマガジンも、やる気を起こさせるために読んでいる。

「成功の黄金律〜ナポレオン・ヒル・メッセージ〜」
http://www.mag2.com/m/0000032796.html


途上国のデータを実際に集めようとするときは、
リサーチチームを率いてチームがうまく機能するようにマネージしないといけないのだが、
経済学のPh.Dをとっても、Ph.Dコースでマネジメントを学ぶわけではなく、
基本的に(ファンドのない)大学院生時代は、何でも自分でやらなければならないので、

人をうまく使ってプロジェクトを進めていくことに慣れていない。
リサーチチームを率いる研究者や研究者の卵の方々には、
このようなビジネス、マネジメント系のメールマガジンが役に立つかも知れない。

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