怠惰な気持ちを乗り越えるために

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<今日のピークパフォーマンス方程式。>

【 先送りの誘惑、怠惰な気持ちを乗り越えるために 】

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■人間やっていますと

 「先送りの誘惑」「怠惰な気持ち」「やる気がでない」

 というような感情に悩まされることが多々あります。



■この気持ちに対する特効薬というのはなかなか
 見つけ出しにくいものですが、

 そうはいっても日常生活を過ごす上でも、
 仕事において成果を表していくためにも、

 放置しておくことはできない性質のものですので、
 いろいろ対応策を考えて、これまでやってきました。



■有効だったもの、そうでもなかったもの、
 いろいろありましたが、

 「対症療法」ではなく「原因療法」的な解決策として
 有効だったのが、


 【 人生は短い 】


 という命題を上記のような感情に対置することでした。



■この「人生は短い」というのを、

 頭の中で、言語化して、何度も、何度も、何度も、何度も、
 繰り返し、反芻し、強調し、

 「自らの信念のレベルにまで」

 刷り込むのです。



■そうすると


 朝、起きるときに「人生は短いんだ」

 先送りしようとする心が出てきたとき「人生は短いんだ」

 怠け心が出たときに「人生は短いんだ」
 
 やる気がでないときも「人生は短いんだ」


 という言葉が「自動的に」出てくるようになるのです。



■そうすると、

 自分の目先の欲求と、人生は短いという真実とがぶつかり合い、

 心の中で論争し、せめぎ合い、格闘を繰り広げながらも


 【 いま、なすべきことがなせるようになる 】

 
 のです。


 
■といっても全戦全勝というわけにはいかないのが
 悲しいところですが、それであっても、


 それまで勝率が3%、5%レベルであった手強い敵に、

 なんと30%、場合によって50%くらいの確率で
 勝利できるようになってくるのです。



■怠惰な気持ちは意志の強さで、気合いで、根性で、
 克服せよ、

 といわれたりすることもありますが、

 こういう経験を通してみると、

 意志の強さというのは
 理性、知性の強さ(事実を認識する力の強さ)

 と比例するとまではいわないにしても、

 大いによい影響を与えてくれるものとおもわずにおれません。

 
 
■先の例でいうと、

 「人生は短いという事実」

 が、

 あわよくば怠けてしまおう、先送りしてしまおう、
 という囁き(ささやき)を、止めてくれる大きな武器と
 なるのです。

 

■そしてせっかく、そういう武器を見つけたのであれば、
 つねにその武器を我が心の中に巡回させておきましょう。
 
 そして、これを自らの信念レベルまで刷り込む、

 ことを提唱したいのです。


 人生は短い、ということは、ある程度年齢を重ねた人
 であれば誰でも理解している

 (というよりも経験して実感している)

 ことでしょう。


 でも、それが自分をマイナスに持っていこうとする囁きに
 抗し得ないのは、

 その武器を携えた警備員を心の中に「常駐」させて
 いないから。



■わたしは、この事実に気づいて、

 常に最強の武器を携えた警備員を自分の心の中に
 巡回させようと、暇さえあれば

 「人生は短い」

 「人生は短い」

 「人生は短い」

 「人生は短い」

 と唱えております。


 おかげさまで、だいぶと、怠け心と対峙して
 ときに打ち克つことができるようになったのです。



■とはいえ、この警備員も完全ではなく、
 
 ちょっと油断するとどこかでさぼってしまったり、
 仮眠をとっていたりすることも往々にしてあります(泣)

 しかしそれであっても、この巡回があるのとないのとで
 人生が大きく変わるものだったりいたします。

 

■ぜひ、あなたも自らの心の中に

 「人生は短い」

 という言葉の武器を携えた警備員を巡回させてみられては
 いかがでしょうか。

 長い人生において、そこから生み出されてくる価値は、

 数百万、数千万、ことによると数億円以上の価値を
 もたらしてくれることに違いありません。
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いやあ、これはまさしく本当にそのとおり。
怠惰な自分を律するために、
価値観の根底から変えて習慣化していかないと!!!


ところで、この価値観とか習慣、
行動経済学的にモデル化して途上国の貧困問題にも適用できる気がする。

Hyperbolic discount、temptationの議論が最近よくされているけど、
temptationを減らすものとして、価値観とか習慣というのが大事かもしれない。

マイクロファイナンス機関の人も、
よく、毎週払わせるようにして人々に規律と習慣を与えることが大事だ、
とか言ってたりするし。