貧困と脆弱性の経済分析

貧困と脆弱性の経済分析 (開発経済学の挑戦 2)

貧困と脆弱性の経済分析 (開発経済学の挑戦 2)

一橋の黒崎さんの新しい本をいただいた。
ざっと見たところ、大学院で実証開発ミクロを研究している人にお勧め。
自分が書いた論文をメインにして、これだけカバーされた内容の本を書けるのが素晴らしい。
しかし、忙しいはずなのに、いつのまに書いていたんだろう。
仕事が早い。。。


第1章 貧困の概念と計測
第2章 家計レベルの所得貧困の決定要因
第3章 経済成長、不平等、貧困のトライアングル
第4章 貧困削減政策の評価
第5章 経済階層移動と脆弱性の概念
第6章 不確実性下の動学家計モデルに基づく貧困・脆弱性分析
第7章 脆弱性の諸指標
第8章 貧困の一時的要因と慢性的要因への分解
第9章 所得ショックに対する消費の「過度の反応」
終章 途上国の貧困・脆弱性分析の今後