余命1ヶ月の花嫁

今日から南アフリカ


飛行機の中で、映画「余命一ヶ月の花嫁」を見た。
実話に基づいた話で、献身的なボーイフレンドの姿が格好いい。
最後に、彼女の遺志を汲んでがん撲滅運動のための基金が集められているとかいうのがあった。


HIV患者の平均余命も薬によって劇的に改善したし、
父親ががんの手術を受けた自分としては、
がんに対しても、がんが怖い病気で亡くなるような薬が出てくることを願ってやまない。
そういう願いが込められて集められた基金から、
がん治療への研究にもお金が使われていく。


自分がインドやアフリカでやっている研究も、
また、自分自身が研究者として給料をもらっているのも(どっちも税金だけど)、
少なからず、貧しい人々の生活を改善する方策を見つけてほしいという開発経済学者への願いがこもっているものだと思うし、

仮に税金を払っている国民の大部分が、この税金の(ほんのほんの)一部が貧困削減研究に使われることを意識していないとしても、
途上国の人にとっては、
日本が途上国に対して使うお金に対して、状況を改善してもらいたいという願いが込められているだろうし、
自分たちが使っているお金に少なからずそういう願いが込められていることを意識しながら
研究をしていきたいと思う。

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