かぞえうた

アメリカにいるために震災を体験しているわけではなく、
ニュース映像もあまり見なかったので、
なかなか震災問題を自分の人生の重要な構成要素として位置づけられずにいた。


でも、このMr.Childrenの「かぞえうた」のサウンドと映像で、
ちょっとそれが変わった気がする。


「自分には何もできない」
「経済学者としてできることは少ない」
と言ってしまうことは簡単だ。


しかし、その思考の限界を、超えないといけないのではないか。
「できない」「少ない」で考えることをあきらめてしまったら、
何も出てこない。
考えて考えて、「やっぱりできない」「やっぱり少ない」を何万回何億回と超えて、
何かを生み出さなければならないのではないか。
そうやって科学は発展してきたものでもあるのだから。