信用制約

今、質問票の、信用制約に関する部分のリバイズを行っている。

家計が信用制約にひっかかっているかの情報をcaptureする質問としてよく使われているのが、

1.借りようとしたことがあるか:Yes/No
  Yesなら2へ、Noなら、その理由
2.借りることができたか:Yes/No
  Yesなら3へ
3.希望する額だけ借りられたか:Yes/No

という一連の質問で、
・2か3でNoと答えた家計
・1でNoと答えて、その理由が、「どうせ断られるから」「借りられないと分かっているから」「貸してくれる人を知らないから」などと答えた家計
を信用制約に直面している、
とみなすというもの。

今回の調査でも、このような質問項目を作っているのだが、
どうも、「信用制約に直面している家計」というのがほとんどない。
金利さえ払えば、Money lenderから借りられることが多いし、
友人や親族が貸してくれることも多い。
また、借りていない人が多く、その理由のほとんどが、「no need for credit」なのだが、
詳しく聞いてみると、かなり困窮した家計であることも多い。
もう少し質問票の書き方、聞き方を工夫してみる必要がありそうだ。
今日中にリバイズして、明日、リスクに関する質問とあわせて、テストしてみよう。

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