昨日の早朝、出張先のベトナムから帰国した。
オフィスに来てみると、机の上に、同僚がコピーしてくれたMITメディアラボの副所長の石井教授の記事が置かれていた。


石井教授については、以下の動画(とその続きたち)がすばらしいが、記事では以下の言葉が心に残った。



・「SF作家はライバルです。想像力の羽を広げて、すごい未来像を語る。・・・彼らですら考え付きもしなかったことを考えて、それを実現することが私の仕事だと思っています。」


・「MITでは独創性があり、多くの人が追随するような影響力のある研究を少なくとも3年くらいで示せなくては生き残っていけません。」


・「人工知能と言えば、マービン・ミンスキーの名前をだれもが思いだす。そうした存在になることがテニュアの条件です。タンジブルといえば石井、石井といえばタンジブルといわれなければならないのです。」


・「NLS開発の中心人物だったダグラス・エンゲルバートに私の研究を見てもらう機会がありました。私のとっては雲の上の人です。彼に言いました。私はあなたを尊敬しています。だからこそ、あなたが発明したマウスを改良するような仕事はしないのだと。」


・「世界に友人でありライバルでもある人がたくさんできました。・・・彼らと友情を温める最良の方法は、会うたびにこう言わせることです。『こりゃすごいアイディアだ。なぜおまえが思いつく前に、俺が考えつかなかったんだ』。」


もっと精進せねば・・・・・・